刑務所への差し入れは制限がとても厳しいのが前提です。特に、口に入るものや、薬剤を混入できる可能性があるもの(例:シャンプーなど)は一切不可。本ページでは「差し入れできるもの」と「差し入れできないもの」を網羅的に整理します。施設や担当者の判断で細部は異なることがありますが、実際の運用に沿ってまとめます。
結論まとめ(先に読みたい方向け)
✅ 差し入れOK:本・雑誌・漫画・成人雑誌(条件付き)・現金・切手
❌ 差し入れNG:食べ物・飲み物・タバコ・シャンプー・リップ・薬・刃物・ライター・衣類(※衣類は領置で出所時に渡せる)
🟨 施設次第:歯ブラシ・ヒートテック(拘置所OK/刑務所は不可のことが多い)
差し入れできるもの|本・現金・切手など
本・雑誌:刑務所への差し入れとして最も一般的。多くの施設では一度に3冊までといった冊数制限があります。古本でも問題ありませんが、書き込みや線引きがあるとNGになる場合があります。
漫画・週刊誌:漫画は本の一種なので差し入れ可能。週刊誌も同様に入ります。
成人雑誌:FANZAなど、いわゆるエロ本は多くの刑務所で差し入れ可能です。ただし少年刑務所では一般的に禁止。また、いわゆる“ピンク”と呼ばれる性犯罪者は購入・差し入れともに禁止のため入りません。
DVD付き雑誌:差し入れ自体は可能ですが、検閲時にDVDは取り外しされます。受刑者の手元に届くのは雑誌のみです。
現金:最も汎用性が高い差し入れで、上限は特に定めなし。実際に毎月100万円が差し入れされていた例もあります。中の本人は雑誌・お菓子・日用品を購入できる「自弁」に使えるので、迷ったら現金が無難です。
切手:切手の差し入れは可能です。手紙のやりとりに使われるため、本人にとって価値が高い差し入れです。ただし封筒は不可です。

差し入れできないもの|食べ物・衣類・タバコ・薬・刃物
上記の「差し入れできるもの」以外はすべて不可と考えてください。特に以下は確実に弾かれるカテゴリです。
- 食べ物・飲み物(チョコ、お菓子、果物、飲料含む全て)
- タバコ・ライター(火気厳禁)
- シャンプー・リンス・ボディソープ(薬剤混入の可能性)
- リップクリーム・化粧品(同上)
- 薬・サプリメント(医療は所内で対応)
- 刃物・ハサミ・爪切り(凶器化のリスク)
- 衣類(→ ただし「領置預かり」で出所時に渡せる)
- CD・DVD単体(雑誌付録のDVDは取り外し)
- 携帯電話・スマホ(言うまでもなく不可)
- 現像済みの写真(手紙とは別扱い、施設により判断)
食べ物に関してはバレンタインのチョコや誕生日ケーキも含めて一切不可。差し入れたい気持ちは分かりますが、現金で代替し、出所後に一緒に食べるのが現実的です。
服など:「領置預かり」で出所時に渡せるもの
刑務所には、差し入れとは別に「領置預かり」という仕組みがあります。これは部屋には入らず、出所時に受け取れるロッカーのような運用です。逮捕時の財布や携帯電話なども領置に回されます。たとえば出所時の服を用意したい場合は、この領置に預ければ対応可能です(本人の手元には在所中は届きません)。
よくある質問
Q. ヒートテックは差し入れ可能?
A. ヒートテックは差し入れ不可です。持たせたい場合は前述の領置預かりで、出所時に渡る形になります。なお、ヒートテックは逮捕時に本人が所持していた場合にOKとなることもあるなど、施設や担当官で運用にばらつきがあります。
Q. 食べ物は差し入れできる?
A. 不可です。バレンタインデーのチョコなども含め、口に入るものは一切差し入れできません。お菓子・パン・果物・飲み物すべて含みます。
Q. 歯ブラシは差し入れできる?
A. 留置所や拘置所では可でしたが、刑務所では不可のことが多いです。刑務所によって対応が分かれるため、とりあえず差し入れを試みるという判断も一手ではあります。施設に電話で事前確認するのが確実です。
Q. 本に伝言を書いたらバレる?
A. 検閲では主に中に何か挟まれていないか等の確認が行われますが、最終的には担当者次第です。発覚すると今後の差し入れ禁止など不利益が大きいため、伝言の書き込みは避けるのが無難です。なお、本の帯の裏が確認されづらいという噂もありますが、そこまでして伝言したいことがあるならば弁護士に頼むのが良いでしょう。
Q. Amazonから直接刑務所に送れる?
A. 可能です。お届け先住所を「○○刑務所+本人氏名」で指定すれば送れます。Amazonプライムで送料無料・最短当日。書き込みや線引きが入ると弾かれるので必ず新品を選びましょう。差し入れ用の梱包になっていないので、施設での検閲は通常通り実施されます。
差し入れにおすすめの本(中の人に喜ばれる定番)
本の差し入れで迷ったときの定番2冊。どちらも実際に「中で喜ばれた」という声が多い、定評のある書籍です。
ジャンル別の差し入れ本ランキングは以下にまとめています。
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まとめ
刑務所への差し入れは「本・雑誌(漫画含む)」「成人雑誌(条件付き)」「DVD付き雑誌(DVDは外される)」「現金」「切手」が中心で、基本はそれ以外はNG。衣類などを用意したい場合は領置預かりを活用すれば、出所時に渡すことができます。迷ったらまずは現金の差し入れを検討し、必要に応じて本や切手を組み合わせるのが現実的です。







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