刑務所に収容されている間に資格の勉強を始める人が増えています。刑務所には職業訓練制度(溶接、木工、調理など)もありますが、定員が限られていたり希望の訓練が受けられなかったりすることも多いのが現実。そこで注目されているのが、独学で取れる資格の勉強です。
簿記、ITパスポート、宅建、FPなど、テキストと問題集があれば独房でも勉強できる資格は意外とたくさんあります。最近では「出所後の就職に役立ててほしい」と、家族や知人が勉強本を差し入れるケースもかなり増えてきました。
この記事では、当サイトの投票データをもとに「刑務所での資格勉強におすすめの本」ランキングを紹介します。差し入れに何を送ろうか迷っている方も、中で勉強を始めたい方も、ぜひ参考にしてください。
※このランキングは「教えて!東京拘置所」の読者アンケート(2025年1月〜12月実施)の投票結果をもとに作成しています。
刑務所で取れる資格と勉強におすすめの本ランキング
第1位(178票)
「そもそも何の資格を目指せばいいかわからない」という人にまず差し入れたい一冊。国家資格から民間検定まで1,000以上の資格を網羅していて、難易度・受験料・将来性までひと目でわかります。刑務所の中ではネットで調べられないので、紙の辞典的なガイド本は本当に重宝されます。

まず全体像を知るところからスタートしたい。これ一冊あれば「何から手をつけるか」が見えてくる
第2位(154票)
簿記3級は刑務所での資格勉強の定番中の定番。この本は「借方?貸方?なにそれ?」レベルの超初心者向けに書かれていて、予備知識ゼロでも読み進められます。差し入れ本として選ばれる理由は、分厚い参考書と違って挫折しにくいこと。まず「簿記ってこういうものか」と全体像をつかむのに最適です。

中でこれ読んで簿記3級受かった人、けっこういるって聞く
第3位(137票)
ITパスポートは「パソコンに詳しくないけど、IT系の資格を一つ持っておきたい」という人にぴったり。国家資格なのに合格率50%前後と取りやすく、出所後の事務職・IT業界への足がかりになります。テキストと問題集が一体になっているので、この一冊で完結するのが差し入れ向きです。

IT系の仕事に就きたいなら、まずこれを取っておいて損はない
第4位(118票)
「勉強のやり方がわからない」「何年も勉強から離れていた」という人にこそ読んでほしい一冊。資格試験に特化した勉強法が体系的にまとまっていて、限られた環境の中でどう効率よく勉強するかのヒントが詰まっています。具体的な本を差し入れる前に、まずこれを送ってあげると効果的です。

勉強のブランクが長い人ほど、やり方を先に知っておくと全然違う
第5位(102票)
弁護士や公認会計士のような「派手な資格」ではなく、危険物取扱者やボイラー技士のような「地味だけど食いっぱぐれない資格」に焦点を当てた本。出所後にすぐ仕事につなげたい人にとって、現実的な選択肢が見えてくる良書です。著者自身が資格マニアなので説得力があります。

華やかさはないけど、地味な資格ほど実は仕事に直結するんだよな
第6位(89票)
資格勉強のスケジュール管理に特化した手帳形式の本。刑務所ではスマホのアプリが使えないので、紙で学習計画を立てられるこの手帳はかなり実用的。差し入れにもう一冊添えるならこれ。
第7位(74票)
資格を取った「その先」を考えるための本。独立開業を視野に入れている人が、どの資格をどう活かすかを戦略的に学べます。出所後の人生設計と合わせて読みたい一冊。
第8位(61票)
学歴や年齢に関係なく資格試験で逆転した人の実例集。モチベーションが下がりがちな環境で、「自分にもできるかも」と思わせてくれる力があります。
第9位(49票)
「結局どの資格が稼げるの?」という疑問にストレートに答えてくれる本。収入データ付きで、費用対効果の高い資格がわかります。現実的な判断材料として有用。
第10位(42票)
にゃんこ大戦争のキャラと一緒に学べる入門書。勉強に苦手意識がある人でもゲーム感覚で基礎知識が身につきます。堅い本が続く中で、気分転換にもなる一冊。
第11位(38票)
資格試験の最短合格法が詰まった戦略本。要領よく受かりたい人向け
第12位(30票)
一問一答形式で法律の基礎用語を効率よくインプットできる
第13位(23票)
45歳から社労士に挑戦した著者のリアルな体験記。年齢を理由に諦めたくない人に
第14位(17票)
資格が人生をどう変えたか、実体験ベースで語られるエッセイ的な一冊
第15位(11票)
食品系の資格・検定を網羅したガイドブック。調理師や栄養士を目指す人の入門に
第16位(8票)
141の資格を一覧で比較できるカタログ本。まだ方向性が決まっていない人向け
第17位(6票)
資格スクールの費用やカリキュラムを比較できるガイド。独学と通学で迷っている人に
刑務所で人気の資格TOP5
当サイトの読者アンケートや差し入れ本の傾向から、刑務所で特に人気のある資格をまとめました。
1. 簿記(日商簿記3級・2級)
刑務所での資格勉強で圧倒的に人気なのが簿記。テキストと電卓があれば勉強でき、出所後の事務職・経理職への就職に直結します。3級なら独学2〜3ヶ月で合格可能です。
2. 宅地建物取引士(宅建)
不動産業界で必須の国家資格。テキストだけで独学できるうえ、合格すれば不動産会社への就職がかなり有利になります。毎年10月の試験に向けて、半年前から勉強を始める人が多いです。
3. ITパスポート
IT系国家資格の入門。合格率は約50%と高めで、パソコンの基礎知識からセキュリティ、経営まで幅広く学べます。IT業界はもちろん、一般企業の事務職でも評価されます。
4. FP(ファイナンシャルプランナー)3級・2級
お金の知識を体系的に学べる資格。保険・税金・年金・投資の基礎がわかるので、出所後の生活再建にも直接役立ちます。金融業界への就職を目指す人にもおすすめ。
5. 行政書士
法律系資格の中では独学で挑戦しやすい国家資格。合格率は10%前後と難関ですが、独立開業も可能なため「出所後に自分の力で食べていきたい」という人に根強い人気があります。
まとめ
刑務所にいる間の時間を資格勉強に使うことは、出所後の人生を大きく変える可能性があります。まずは資格ガイド本で全体像をつかみ、自分に合った資格を見つけるところから始めてみてください。差し入れを考えている方は、テキストと一緒に勉強法の本を添えてあげると、より効果的です。
他のジャンルのおすすめ本は、こちらの記事でまとめています。







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