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刑務所

刑務所の仕事とは?刑務作業の内容を実例エピソードで徹底解説

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「刑務所の仕事(刑務作業)の内容を知りたい」「どんな配属があるの?」という疑問に答えるために、代表的な業務と配属の考え方、向き不向きの目安をまとめました。呼び名や細かな運用は刑務所によって異なりますが、全体像の把握に役立つガイドです。

刑務作業とは?—目的と基本

刑務作業は、受刑者の規則正しい生活習慣づくりや、社会復帰に役立つ基礎的な技能・職業意識を身につけるための仕事です。一般企業の「雇用」とは性質が異なり、作業量や内容は施設の体制・安全管理・健康状態などに応じて決まります。

配属の決まり方と「難易度」の目安

  • 健康状態・安全性:刃物や加熱機器を扱う部署は、規律順守と安全面の適性が重視されます。
  • 技能・適性:計数・事務処理・PC操作など特定スキルが必要な業務は選抜傾向。
  • 体力:重量物の運搬や長時間立ち作業がある部署は体力が必要です。
  • 希望・定員:希望は考慮されますが、各部署の定員・運営上の必要性を優先。

以下では代表的な刑務所の仕事(刑務作業)の内容を、特徴・向き不向き・注意点の観点で紹介します。

経理・事務系(選抜:計数・PCスキル)

受刑者の作業報奨金の計数や帳票整理など、正確性が求められる仕事。PCや表計算の基本操作ができると有利です。
向き:数字やデータ処理が得意(そう)な人
注意:基本的に人数が少ない工場であるため、一度人間関係でつまづくと面倒なことに

基本的に有名大学卒や有名企業の囚人が採用される傾向にあります。

図書(出版物のチェックと管理)

差し入れ本や購買本、官本(施設蔵書)の受け入れ確認・管理を行う仕事。貸し借り規則に合わせて閲覧票と呼ばれる識別票の貼付や状態チェックを担当します。
向き:コツコツ丁寧な確認作業ができる人
注意:書き込み・伝言等の有無を確認するため、集中した目視チェックが続きます

週刊少年ジャンプや週刊誌、成人誌などを読めるため刑務所の中でも羨ましがられる職場です。

養護・病棟衛生(介助・ケアのサポート)

高齢者や体調のすぐれない受刑者を支援する仕事。入浴介助や身の回りの衛生補助など、介護に近い役割です。
向き:他者配慮ができる、温和な人
注意:不衛生な仕事があります。

排泄物の処理などは特殊作業として給料が1.25~1.5倍になりますが、例えば基本給が56円(刑務所での最高時給)の場合でも、1時間の排泄物処理で16円~28円増えるだけなのでそれほどもらえるわけではありません。

炊場(食事づくりの中核)

大量調理・配膳準備などを担う、刑務所の「台所」。
向き:体力に自信がある、手際よく動ける人
メリット:調理知識や衛生管理の基礎を学びやすい
注意:朝が早い・繁忙が続くなど生活リズム面の負荷あり。食材の取り扱いは厳格なルールに従います

衛生夫・内掃・営繕(清掃・保全・配膳サポート)

施設内の清掃、備品の簡易修繕、食事の配膳補助などを担当。
向き:身体を動かすのが苦にならない、コツコツ作業が得意
特徴:休みが少なく、稼働時間が比較的長くなる

休日も少なく、同期と比べても給与が1.5~2倍になることもあります。

職業訓練(技能の習得)

溶接・木工・被服・IT基礎など、施設ごとに訓練科目を設置。一般工場からの移動希望で配属されるケースが多く、基礎技能の習得や就労意識の向上につながります。
向き:社会復帰後の仕事に活かせるスキルを身につけたい人
注意:定員や日程により希望どおりにならない場合も

洗濯工場(リネン・被服の洗濯)

衣類やリネンの仕分け・洗濯・乾燥・たたみ・検品を担当。
向き:単調でも手を止めずに進められる人
注意:ポケット残置物の確認など、前工程のチェックを徹底

冬は暖かく、夏は地獄、とも言われています。

食品関連工場(菓子・食品の製造請負等)

民間企業からの請負作業として、食品の包装や加工補助などに携わる場合があります。
向き:衛生管理ルールを守って作業できる人
注意:食品取扱いは規律が厳格。私的な飲食は厳禁で、違反は懲罰対象になります

刑務所でお菓子などは垂涎の的ですから、かなりの高頻度で懲罰送りになる人が出ています。

金属・機械系工場(検品・分解・組立など)

ねじ等の検品、部品の仕分け、機器の分解・組立補助など、地道な工程が中心。
向き:集中して反復作業を続けられる人
注意:小さな不良も見逃さない観察眼が求められます

その他の製造・軽作業(各種請負作業)

芳香剤のラベル巻き、パッケージ封入、文具の組立など、施設ごとの請負内容に応じて幅広い軽作業があります。
向き:単純作業でも手早く正確に進められる人
注意:単純作業であるため一番きつい、という人も

「モタモタしているやつが行かされる工場だ」という意味で”モタ工”と揶揄されることもあります。

一日の流れのイメージ

起床・点検 → 朝食 → 作業準備 → 午前作業 → 休憩 → 午後作業 → 片付け・点検 → 夕食 → 入浴(部署や曜日による)→ 自由時間(読書など)→ 就寝、といった規則的なサイクルが基本です。部署により開始時刻や入浴頻度などが異なります。

報奨金(いわゆる「賃金」ではない)について

刑務作業に対しては作業報奨金が支払われます。一般の賃金とは制度が異なり、加算の有無や支給方法は施設・作業区分ごとに定められています。金額の水準は社会の一般就労より大幅に低く、違反があれば減額や停止があり得ます。

詳しくは報奨金とはの関連記事をご覧ください

向き不向きの目安

  • コツコツ型:図書・検品・軽作業などの反復業務
  • 体力型:炊事場、清掃・配膳、洗濯などの立ち作業・運搬
  • スキル型:経理・事務、職業訓練(PC・工業系など)

注意点(施設差・ルール)

  • 同じ名称でも刑務所ごとに仕事内容が異なる場合があります。
  • 安全・衛生・情報管理など、細かなルールの遵守が最優先です。
  • 体調や行状により、配属や工程が変更されることがあります。

まとめ:刑務所の仕事(刑務作業)の内容を知れば全体像が見える

刑務所の仕事は、事務・図書・養護・炊事・清掃保全・職業訓練・洗濯・食品・金属・軽作業など多岐にわたり、目的は社会復帰に向けた生活と仕事の基礎づくりです。自分(または知人)がどんな特性に合うか、上の仕事内容の特徴を目安に理解しておくと全体像がつかみやすくなります。

よくある質問(FAQ)

Q. 刑務作業の配属は選べますか?
A. 希望は伝えられますが、最終的には施設の運営上の必要・安全性・定員・適性などを踏まえて決定されます。

Q. 報奨金はどのくらいですか?
A. 作業区分や加算の有無で異なります。一般就労の賃金とは制度が異なり、水準は低めに設定されています。ただし、仕事の”内容”によって大きな差は生まれません。終業”時間”が長いとそれだけ給与は多くなるため、休日の少ない内掃や炊場は報奨金が多くなる傾向にあります。

Q. 刑務作業で学んだことは社会復帰に活かせますか?
A. はい。規則的な生活、基本的な衛生・安全観念、作業手順の理解、基礎技能などは再就労時の土台になります。職業訓練で得た技能は特に活かしやすい分野です。

Q. 難しい仕事だと仮釈放が早くもらえたりしますか?
A. いいえ。仕事/工場の内容と仮釈放は関係がありません。どんなにきつい工場に行っても、どんなに楽な工場に行っても変わりません。たまに「工場の先生(オヤジ)次第」という人がいますが、オヤジに仮釈に影響を与えるような権限はほぼありません。オヤジにあるのは類を上げる点数の権限くらいであり、仮釈は全く別の部署で管理されているためです。

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