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【アングラ辞典】殺し屋ってほんとにいるの?依頼方法や報酬の相場は?

この記事は約4分で読めます。

前回人気を博した『タタキや強盗の仕組み』に続いて、今回も犯罪現場の裏事情についてお送りしていきたいと思います。

今回は映画やドラマの世界だけと思われがちな”殺し屋”について、ご寄稿いただきましたので、そちらをお届けします。

本投稿はショッキングな内容や気分を害する内容を含みます。
センシティブなテーマを扱っておりますので、嫌な方はこのままページをお閉じください。

殺し屋って本当にいるの?

殺し屋と一言で言っても、みなさんが頭の中で想像している人物像はそれぞれ違うでしょうから、今回は『殺しで報酬対価を得る(得た)人』という意味で殺し屋を定義しています。

そして、報酬(お金)を得て殺人を犯す人は実際に存在します。
今回は殺し屋とはどんな人で、どういった依頼方式になっているのか、どんな殺し方をするのか、などアングラな話をまとめてみました。

殺し屋ってどんな人?

「殺し屋」というと多くの方がまず最初に思い浮かべるのはゴルゴ13ではないでしょうか?
最近ではファブルも人気漫画になっていますね。

元特殊部隊で、脅威的な身体能力を持ち、偽造パスポートは当たり前、出生は秘密・・・
そんな超人を想像されている方も多いかもしれません。
(実際そういった殺し屋もいるのかもしれませんが)

しかし実際の殺しは金銭的に貧しい人間によって行われます
また、殺しを人生の生業にしているわけではなく、単発の(1回キリ)の契約であることが多くなっているそうです。
つまり、殺しで生計を立てているわけではなく、借金などでやむにやまれず殺しの依頼を受けているのが実情なのです。

ですから銃の技術も無ければ、偽造パスポートも、特殊能力もありません。
ただのお金に困った普通の人が殺人の依頼を受けているのです。

なお、具体的な国名は伏せますが、某アジアの某国の農村部の人たちが多く殺し屋として雇われるのだそうです。

殺し屋への依頼方法は?

海外にはお金で人を殺すことを厭わない人たちを集め、仕事として請け負っている組織が存在します。

日本のヤクザなどがこの組織にパイプを持っているため、ヤクザからこの組織へ発注が行われます。

なお、こういったいわゆる嘱託殺人は貧しい地域の人が背に腹は変えられず請け負うものであり、経済的に豊かな日本でこういった殺人を請け負う業者というものはないとされています。
日本もどんどん貧しくなっていますが、こんな仕事が成立しないような平和を保ちたいものです。

殺害方法は?

依頼を受けたAは日本に1週間ほど来日し、最終日(帰国直前)にターゲットを殺害します。

殺害方法に指定はありませんが、銃は簡単に手に入らないため、刃物であることが必然的に多くなります。なお、Aは指紋を隠したり、証拠を隠滅したりすることはしないそうです

なぜならAにとっては今回の来日が最初で最後の日本だと考えているため、証拠を隠す必要がないのです。

殺し屋の報酬の相場は?

実行犯であるAは殺しのプロではないため、殺しの対象となる相手が何時にどこにいるのか、部屋の鍵はどうやって開けるのか、など、事前の下調べが必要になります。

この難易度が高ければ高くなるほど、日本にいる側の準備はコストがかかることになりますが、逆に実行犯(の組織)に支払われる金額は50~100万程度と言われています。

殺し屋への依頼は誰でもできる?

ここまで「殺し屋は実在する」をテーマに記事を書いてきましたが、これを読んでいる方の中には「じゃぁ自分も依頼できるのかな?」と考えた方もいるのではないでしょうか。

ヤクザに300万くらい払えばこの組織に代わりに依頼をしてくれるかしら?

残念ながら多くのヤクザはこの(嘱託殺人)組織への依頼を仕事としては受けていないそうです。

ヤクザにとっても殺人は簡単な話ではなく、ましてや、自分が顔も知らない人間の殺害依頼なんていい気がしないのだそうです。ヤクザは元々極道・任侠とも言われる漢の世界、『それをやったらおしまいよ』と考えているヤクザも多いのだそうです。

そのため、ヤクザがどうしても殺さなければいけないターゲットがいる際に、(しかし自分の手を汚したくない時)、その最終手段として海外の組織に頼んで殺害を依頼するそうです。

なお、海外の殺し屋組織については一橋文哉氏が書いた「オウム真理教事件とは何だったのか? 麻原彰晃の正体と封印された闇社会 (PHP新書) 」の中でも取り上げられています。

まとめ

・実際に報酬を受けて殺人を犯す海外の組織は存在
・実行犯は殺人のプロではなく、海外の貧しい素人
・報酬は50万程度
・仕事として受けているヤクザはいない

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