【検証】Amazonプライムで東京拘置所に直接郵送できるのか
詳細はこちら
中の人体験談東京拘置所の基礎知識

東京拘置所の内部を図式。見易くイラスト化

この記事は約3分で読めます。

東京拘置所の中はどうなっているのか気になりますよね。ネットでは写真が落ちていたりしますが、ここでは東京拘置所の内部の作りを最もわかりやすくご紹介します。

ちなみに、内部の作りを詳細に説明していきますが、いくら調べても東京拘置所からの脱獄は不可能です。

外観と大まかな作り

東京拘置所はアルファベットのエックスのようないびつな形をしています。小菅駅付近の高速道路の隙間からは一瞬東京拘置所が見えますが、かなり変な形をしているので、知らない方は「なんだあのでかい変な建物は」と驚かれるのではないでしょうか。

東拘はそれぞれA棟、B棟、C棟、D棟という、4つの棟から構成されており、各棟は11階建てになっています。11階が最上階の居室フロアで、その上に屋上があります。この屋上は鉄格子の網で覆われていますが、ここがいわゆる運動場となっています。

運動場から外の景色は見える?

見えません。屋上にある運動場は雑居室用の広い運動場と、独居室用の狭い運動場がありますが、いずれも斜めの鉄格子がはまっているため上しか見えない作りになっています。

雑居用の広い運動場

内部の作り

独居のフロアの場合、66個の部屋が順番に並びます。

こちらの画像の一番奥に見える緑の扉は非常階段に繋がっている扉で、屋上の運動場につづいています。この写真では見えませんが、この写真を撮っている人の後ろに、このフロアの入り口があり、その扉は指紋とパスワード認証がないと開きません。面会などでエレベーターに乗る際は看守と一緒に移動するので看守に開けてもらいます。

右側が東京拘置所の内側です。

66室の中心部に看守の待機所と、4つの個室風呂があります。
スマートフォンの方は見えづらいかもしれませんが、刑務官の待機所の隣には「床屋」用の部屋があり、2つの椅子が置いてあります。

写真を見ると結構明るい印象じゃな

いいえ、廊下は明るいですが、居室についている監視窓のガラスはマジックミラーのような半透明の黒ガラスになっており、室内から見た廊下は陰鬱な印象の暗さです。

これには理由があり、この半透明のガラスが2つ合わさることで、向こう側が全く見えなくなります。
つまり、向かい合う部屋同士でアイコンタクトや挨拶、顔が見えないようにしているのです。

赤枠が監視窓。その下にあるのは食器口。

外の景色は一切見えないのか

小菅駅周辺に住んでいる方からすると、「東京拘置所にいる収容者から自分たちの家が見えていないか」非常に気になると思いますが、ごく一部ですが外の景色が見える隙間が存在します

東京拘置所の居室の外は外廊下になっており、二重構造になっています。そこには外部が見えないようにがあるので基本的に外の景色は見えません。

ただし、看守の待機所のそばに、この壁の隙間が1メートルほどあり、部屋の窓際に行けばギリギリ10センチくらい外が見える部屋が少しだけ存在します。

赤い隙間から遠くの景色が見える

東京拘置所の敷地面積は広いので、見えると言っても数百メートル離れた”景色”レベルですので、顔を認識できるようなものではありません。近隣の方はご安心ください。

これは欲しい!

クリックでカラー他にも
Canon カメラ iNSPiC REC GREEN グリーン(小型/防水/耐久)身につけるカメラ FV-100 GREEN
キヤノン
¥23,500(2024/04/20 16:51時点)
カラビナデザイン採用でどこにでも持ち運べる新コンセプトカメラ

中にいる収容者にとって、外の景色はたとえ天気だけでも特別なものですので、こういった部屋は当たり部屋と言ってもいいかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました