世の中には留置所や拘置所への差し入れ代行業なるものが存在します。代行自体はいいと思いますが、とにかく値段が高く、ぼったくりです。
差し入れには確かにルールがあります。しかし代行に頼まなければならないほど複雑なものではありません。
やたらと「慣れない差し入れは難しい」と煽り、法外な手数料を取る差し入れ代行業者も存在するので、このページを読んでご自身での差し入れをぜひ検討してみてください。
「差し入れは複雑なルールがある」が常套句
差し入れ代行業者は、自分たちに発注をもらうため、とにかく「差し入れは複雑で難しい」と恐怖訴求をしてきます。実際、留置所や拘置所によって差し入れできるものが違ったり、同じ留置所でも地域によって対応が異なったりすることはあります。
しかし、複数の留置所/拘置所に差し入れをする人ってそんなにいるでしょうか?
息子は東京拘置所、娘は網走刑務所、妻は新宿留置所だからそれぞれルールが違って複雑だなぁ
「地域などによってルールが変わるから複雑」というのは差し入れ業者の理論です。私たちが差し入れするのは基本的には一箇所なわけですから、わからないことは聞けばいいですし、間違っていたら連絡がきます。たかが発送代行のために3,000円も5,000円も手数料を払うのは本当にばかばかしい話です。
その分現金を差し入れて欲しいぜ
面倒な人はとにかくこれだけ知っておいて
この「教えて!東京拘置所最新版」でも細かい差し入れのルールについてはまとめていますが、東京拘置所に限らず、これは結構どこでも同じルールだよ、というものや重要なものを抜粋しました。
✅自殺防止のため紐(ヒモ)は絶対ダメ!ヒモが出てる服は買わない。
✅チャックはNGなところもある。(東京拘置所はチャック問題なし。OK)
✅東京拘置所は本は1日3冊まで!(留置所はダンボールでまとめて送れるとこが多い)
✅口に入るものや液体系は郵送差し入れはダメ(現地の売店で買いましょう)
✅悩んだら現金差し入れを(中の人が買えば済む話)
名義代行をしてくれるわけではない
差し入れする際、どうしても自分の名前を出したくないという方が一定数存在します。ヤクザだったり、まだ捕まっていない共犯だったり。拘置所や留置所は管轄が違うので差し入れによって何かがバレて捜査に発展することはありませんが、やはり心配なものは心配ですよね。
しかし差し入れ代行業者は名義貸しまでしてくれるわけではありません。本当にわからないように差し入れしたいのであれば、amazonプライムで直接届ける方が有効でしょう
まとめ
東京拘置所や留置所への差し入れに慣れている人なんていません。どういう仕組みやルールなのか不安はあるでしょうが高い手数料を払ってまで代行業者に依頼する必要はありません。ご自身で準備可能ですので是非検討してみてください。差し入れの仕方はこちらをチェック!
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