東京拘置所への差し入れで現金の差し入れは可能か、また現金を差し入れする場合はどのような方法があるかについて解説しています。
現金の差し入れは可能
東京拘置所ではお金さえあれば大抵のものは留置人が自分で買うことができるため、現金は留置人にとって最もありがたい差し入れの一つです。
差し入れは東京拘置所の窓口からでも、郵送でも可能です。
郵送の場合は現金書留を推奨
現金は封筒に入れて郵送で差し入れすることも可能ですし、手紙を送る場合は手紙に同封することも可能です。しかし不要な争いを産まないように現金書留が望ましいとされています。刑務官が現金を盗むことなんてあり得ませんが、もし「届いてない」「少ない」などの事態が起きるとお互いに要らぬストレスを生むからです。
現金差し入れの限度額/上限金額は?
現金に上限はありません。東京拘置所で数十万円持っている人は普通に何人もいますし、ヤクザの偉い人などだと数百万円持っている場合もあります。
とはいえ1000万円を預かるわけにはいかないよ💧
多くても2,30万にしておこう
中の人は現金をいくら使える?
食べ物なども無限に買えるわけではないので、仮に買えるものを片っ端から全て買ったとしても、週に2万程度が使える上限(それ以上は買えるものがない)になります。
- 新聞:(一番高い日経新聞で)月額6500円
- 本雑誌:週に1度3冊まで。1000円の本を買ったとして3000円
- お菓子、食品:週に2度、各3000円まで計6000円
- 切手、郵券:週に1度3000円まで
- 牛乳、コーヒー:週に1度3000円まで
- 生活用品:週に1度
ですのでフルフルで使ったとして月7~8万が使用できる限度額になります。
実際はお菓子を週に6000円も買わないでしょうから、通常の感覚ですと月に1,2万もあれば充分と言えるでしょう。
新聞は二十日申し込みで日割り請求。
新聞の申し込みは毎月20日頃で、それ以外で途中からの申請はできません。20日に申し込みを行うと翌月の1日から新聞が届きます。
仮にすぐに保釈になった場合も、請求は日割り計算ですので受け取った日数分のみが精算されることになっています。
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