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東京拘置所の洗濯物事情。「下着以外は洗濯無し」に注意

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東京拘置所での洗濯物はどうなっているのでしょうか、毎日洗ってくれるのか、自分で洗面所で洗ってもいいのか、東京拘置所の洗濯物について解説します。

自分で洗濯してはいけない

東京拘置所には各部屋に洗面所があり、そこでいつでも水を使用できますが、自分で洗濯をするのは厳禁となっています。これはかなり厳しく、バレると刑務官に相当怒られます。

洗濯してくれるもの

東京拘置所では全ての服を洗濯してくれるわけではありません。洗濯できるものの種類は決まっているので、それを各部屋に用意されている網状の袋に入れ、その袋ごと洗濯をします。洗濯物の収集をしているのは東京拘置所に収容されている受刑者です。

パンツ、シャツ、靴下しか洗濯してくれない

東京拘置所で洗濯してくれるものは下着のみで、各2点までとなっています。袋ごと洗うので中をいちいち確認するわけではありませんが、袋が大きくなっているとバレて注意されます。Tシャツは半袖のみですので、ユニクロの長袖のヒートテックは洗濯してもらえません。

トレーナーなどは宅下げして自宅で洗濯

下着以外の服、例えばトレーナーや長袖の下着などは、一度家に宅下げして、家で洗ってもらい、再度差し入れをし直してもらう必要があります。正直かなり面倒なのでトレーナーなどはずっと着ていることが多いです。

家族がいない人はどうするのか?
東京拘置所では最低限の服を貸与しています。メリヤスなど長袖の服は洗濯ではなく、二週間に一度”交換”をしてくれます。ただし私物のトレーナーなどは洗濯してくれませんし、自分で洗濯することもできません。

洗濯は週4回

洗濯は週に4回あり、白物と色物で分けられています。

白物は火曜

白物は火曜のみとなっています。東京拘置所から貸与される下着は全て白物であるため、完全に貸与されたもので生活している人は週に一度しか洗濯ができないことになります。

色物は月曜水曜金曜

一方、色物は週3回も洗濯の機会があります。おそらく貸与された下着を使っている人がほとんどいないためこういった頻度設定になっているのかと思われます。

洗濯の清潔さ

週に4回も洗濯ができると聞くと、かなり清潔な印象を持たれるかもしれませんが、洗濯のレベルは最低です。まず洗剤は正体不明の粉石鹸を使用しており、ほぼ水でゆすいだくらいの効果しかありません。

「洗う前より洗った後の方が汚くなったんじゃないか」と思えることも多々あります。

洗濯物の乾燥について

朝8時前に洗濯物を回収すると、その日の昼〜夕方には生乾きの状態で返ってくるので、それを部屋に干します。部屋にはパラソル状の洗濯物干しが1つづつ用意されています。

東京拘置所では自殺防止のため、何かを引っ掛けることが極力できないようになっていますが、この洗濯物干しをかけるために3ヶ所だけ壁にフックが糊付けされています。

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