【検証】Amazonプライムで東京拘置所に直接郵送できるのか
詳細はこちら
中の人体験談

保釈中の行動は警察に監視されているか

この記事は約2分で読めます。

殺人などよほどの重罪でない限り、取り調べや裁判が進むとどこかのタイミングで保釈申請が許可されます。保釈中は小さな犯罪でも犯せば東京拘置所に逆戻りですし、接見禁止や移動制限がかかりますが、「とはいえ別にバレないだろう」と思われる方も多いかもしれません。

「接見禁止だけど友達に会いたい」という気持ちもきっとあると思いますが、実際のところ本当に大丈夫なのでしょうか?噂では警察が探偵のようにチェックしている、という話も聞きますが実態はどうなっているのでしょう。

保釈中の主な制限

保釈中の主な制限は以下のようなものです。

  • 住居の制限:裁判所に申請している住居に住まなければなりません。
  • 接見禁止対象者への接触禁止:会うことはもちろん、伝言なども禁止です。接見禁止対象者は保釈時に裁判所が明示してくれます。
  • 海外旅行、又は3日以上の旅行の禁止:ただし裁判所に申し出て許可を得れば大丈夫です。

仮にこれらの約束事を破った場合は、保釈金は没収され、保釈も取り消され、再び勾留が始まります。当然その約束違反が最終的な判決に心象的に悪影響を与えることも避けられないでしょう。

保釈中、警察による監視は行われているのか

まず結論から書きますと、保釈中の監視は本当に存在します。もちろん全員ではありませんが、かといってめちゃくちゃ重い事件だけというわけでもありません

証拠隠滅の疑いが強い政治家の保釈や、海外逃亡の可能性が高い有名人の監視は強くなると聞いても違和感がないかもしれませんが、私の知る範囲では、その辺のマリファナ所持事件でも保釈中に警察が監視をしていたということがありました。その人はまさか警察に監視されていたとは思わず、接見禁止の先輩に会って保釈が取り消されてしまいました。

つまり保釈中の監視は、警察や検事のその事件へのこだわりや、その事件の担当者の影響を色濃く受ける面があり、事件の性格や重い軽いで決まるわけではないため注意が必要です。

一般的に保釈中は交通事故も怖いので、車の運転や旅行なども控えることが普通です。保釈時のルールを守って2度と東京拘置所に戻ることがないように注意しましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました