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トリビアその他裁判

弁護士費用の相場ってどのくらい?民事裁判と刑事事件で違う?

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山口県阿武町から新型コロナウイルス臨時特別給付金の4630万円が、誤って田口翔さんの口座に振り込まれるという事件が起きました。

田口さんはその金を別の口座に振り替えたとして、電子計算機使用詐欺容疑で逮捕され刑事事件としても起訴。民事でも裁判を起こされています。

バラエティ番組などでは、町が雇った弁護士費用が463万であることに対して、高い、との声が上がっていましたが、実際弁護士費用はいくらくらいが相場なのでしょうか?

国選の場合

国選弁護人は刑事事件において、資産が50万円以上無いと証明できる、お金がない人のための制度で、弁護士が当番制で担当しています。お金がない人の制度ですので費用は無料です。

弁護士は裁判の回数などによって国からお金をもらうことになります。裁判は一回8万程度もらえるらしく、弁護人の中にはわざと裁判の回数を長引かせてこのバイト代を増やそうとする悪徳弁護士もいるそうです。

私選弁護人の場合

私選は有料で雇う弁護士のことを指します。刑事事件と民事事件で相場も異なるでそれぞれ見ていきましょう。

刑事事件

これは弁護士によって本当にピンキリです。

着手料:20万〜300万
面会料:1万〜5万/1回
成功報酬:20万〜300万(無罪の場合は成功報酬が高く付きます)

やはり有名弁護士は高額で、複雑で重い事件ほど高額になる傾向にあります。

民事裁判

民事の場合は基本、慰謝料など金銭を要求されることが多いのでこの金額によって弁護料が変わります。

着手料:20万〜300万
成功報酬:5%~15%

例えば1億円の賠償請求をされている民事事件で、弁護士が活躍し、賠償金額を3000万に交渉できたとします。

この場合の費用は、着手200万+減額に成功した7000万✖️10%=900万 程度になると考えられます。

え?そんなに高いの💧

はい、弁護士費用は高額です。もちろん、交渉によって費用は変動しますが、裁判は起こされた時点で、勝っても負けても費用がかかる、ということを知らない人は多いようです。

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