刑務所への差し入れは制限がとても厳しいのが前提です。特に、口に入るものや、薬剤を混入できる可能性があるもの(例:シャンプーなど)は一切不可。では、逆に「差し入れできるもの」は何かを整理します。施設や担当者の判断で細部は異なることがありますが、実際の運用に沿ってまとめます。
差し入れできるもの|本・現金・切手など
本・雑誌:刑務所への差し入れとして最も一般的。多くの施設では一度に3冊までといった冊数制限があります。古本でも問題ありませんが、書き込みや線引きがあるとNGになる場合があります。
漫画・週刊誌:漫画は本の一種なので差し入れ可能。週刊誌も同様に入ります。
成人雑誌:FANZAなど、いわゆるエロ本は多くの刑務所で差し入れ可能です。ただし少年刑務所では一般的に禁止。また、いわゆる“ピンク”と呼ばれる性犯罪者は購入・差し入れともに禁止のため入りません。
DVD付き雑誌:差し入れ自体は可能ですが、検閲時にDVDは取り外しされます。受刑者の手元に届くのは雑誌のみです。
現金(キーワード:刑務所 差し入れ 現金):最も汎用性が高い差し入れで、上限は特に定めなし。実際に毎月100万円が差し入れされていた例もあります。
切手:切手の差し入れは可能です。ただし封筒は不可です。

差し入れできないものの基本ルール
上記以外はすべて不可と考えてください。特に食べ物など口に入るものは一切NG。また、薬剤を混入できる可能性がある品(例:シャンプーなど)も差し入れできません。
服など:「領置預かり」で出所時に渡せるもの
刑務所には、差し入れとは別に「領置預かり」という仕組みがあります。これは部屋には入らず、出所時に受け取れるロッカーのような運用です。逮捕時の財布や携帯電話なども領置に回されます。たとえば出所時の服を用意したい場合は、この領置に預ければ対応可能です(本人の手元には在所中は届きません)。
よくある質問
Q. ヒートテックは差し入れ可能?
A. ヒートテックは差し入れ不可です。持たせたい場合は前述の領置預かりで、出所時に渡る形になります。なお、ヒートテックは逮捕時に本人が所持していた場合にOKとなることもあるなど、施設や担当官で運用にばらつきがあります。
Q. 食べ物は差し入れできる?
A. 不可です。バレンタインデーのチョコなども含め、口に入るものは一切差し入れできません。
Q. 歯ブラシは差し入れできる?
A. 留置所や拘置所では可でしたが、刑務所では不可のことが多いです。刑務所によって対応が分かれるため、とりあえず差し入れを試みるという判断も一手ではあります。
Q. 本に伝言を書いたらバレる?
A. 検閲では主に中に何か挟まれていないか等の確認が行われますが、最終的には担当者次第です。発覚すると今後の差し入れ禁止など不利益が大きいため、伝言の書き込みは避けるのが無難です。なお、本の帯の裏が確認されづらいという噂もありますがそのまでして伝言したいことがあるならば弁護士に頼むのが良いでしょう。
まとめ
刑務所への差し入れは「本・雑誌(漫画含む)」「成人雑誌(条件付き)」「DVD付き雑誌(DVDは外される)」「現金」「切手」が中心で、基本はそれ以外はNG。衣類などを用意したい場合は領置預かりを活用すれば、出所時に渡すことができます。迷ったらまずは現金の差し入れを検討し、必要に応じて本や切手を組み合わせるのが現実的です。




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