日本テレビで放送されていた「invert 城塚翡翠 倒叙集 – 霊媒探偵」が終了しました。
城塚翡翠シリーズとは?
城塚翡翠シリーズ(じょうづかひすいシリーズ)は、相沢沙呼さんによる推理小説で、最初のシリーズである『medium 霊媒探偵城塚翡翠』は第20回本格ミステリ大賞を受賞するなど、ミステリランキングでも5冠を獲得した傑作です。
驚きの大どんでん返しに本を読んだほとんどの方が予想を裏切られたのではないでしょうか。
ドラマの中で出てきた香月史郎(瀬戸康史)の拘置所シーン
主演の清原果耶さんの演技も素晴らしいものでしたが、『教えて!東京拘置所最新版』では瀬戸康史さんが演じた前半戦のボスである殺人鬼「香月史郎(こうげつ しろう) 」の拘置所のシーンに注目したいと思います。
上記のシーンはinvert編にて、香月史郎が悪夢を見て拘置所の中で目を覚ますシーンです。
当然実際の東京拘置所で撮影しているわけではありませんから、ところどころ間違っている部分があります。我々が見つけた間違いは全部で3つです!
他にもあったらコメントで教えてください
なお、香月史郎は何人もの人間を殺した殺人鬼であり、裁判が長期化するであろうと思われること、また髪型も坊主ではないことから、無期懲役の実刑判決を受けた状態ではなく、おそらく東京拘置所で裁判を受けている(=未決勾留中)の状態であると考えられます。
正解はこちら
それでは正解を発表します。
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食器口と配膳受け
1つ目の間違いは食べ物を入れるための食器口と、それを受ける配膳受けが無いことです。
実際には赤い矢印のように食器を受け取るための受け皿があります。
壁にポスター
2つ目の間違いは左側の壁に謎のポスターが貼ってあることです。
ポスターを貼る行為は禁止されていますし、拘置所が独自に貼ることもありません。
おそらくこのポスターは体操の様子を記載したものではないかと思われますが、現在はクリアファイルで管理されており、ポスターで掲示されることはありません。
本来であればここには、洗濯物を干すためのフックがついています。
頭の向き
最後の答えは施設ではなく、寝方にありました。
瀬戸康史さんが起き上がった様子を見ると、瀬戸さんは扉の逆側に頭を置いて寝ていたことが分かります。しかし実際の東京拘置所では、頭は扉側です。これはかなり厳しく管理されていますから経験者はみんな違和感をもったのではないでしょうか。
まとめ
以上、invert 城塚翡翠 倒叙集 – 霊媒探偵 に出てきた香月史郎(瀬戸康史)の拘置所施設の間違い探しでした。
ラジオの音量のつまみや、刑務官を呼ぶためのボタン(報知器)など、細かい作り込みがよくできているシーンでした。東京拘置所の内部の様子は、ドア側から撮った写真はよくありますが、室内からドア側を撮った写真は見たことがないので、このドラマの美術さんはかなりこだわってドラマを制作していたんだなと感じます。
2023年5月にはDVDの発売も予定されているそうです。
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