拘置所、留置所への写真の差し入れについては検索しても3枚、5枚、無制限など色々な説があるようですが、どれが正しいのでしょうか。東京拘置所、留置所への写真の差し入れについて解説しています。
「東京拘置所」は無制限
東京拘置所にいる未決勾留者への写真の差し入れは無制限で許可されています。一度に100枚差し入れしてもいいですし、室内に数百枚写真を保持しても問題ありません。差し入れの方法についても郵送から現地差し入れまで自由です。
「留置所」は一度に3~5枚
留置所は所轄ごとにローカルルールがありますが、概ね一度に差し入れできる枚数は3~5枚とされています。
3枚までがルールの留置所に5枚送ってしまったら大変なことになっちゃいますか?💧
なりません。2日に分けて差し入れされるか、「ちょっと多かったよ」と中の人が一言言われるくらいです。そこまで神経質に考えなくて大丈夫です。
留置所においては差し入れする側ではなく、中の人の方に別途ルールがあり、とある留置所の例だと『ロッカーには5枚まで、居室内には3枚まで、裏の荷物預かりには無制限』などのルールがありますが、差し入れする側は特に気にしなくて大丈夫です。
写真も手紙と同じようにチェックされる?
写真についても手紙と同じように内容をチェックされます。ですので手紙の写真を撮って差し入れたりすることはできません。そこまで厳しくはありませんが、暗号などが写っていないかチェックされます。
どんな写真でも問題ない?
家族や友人の写真を差し入れるのは想像がつきますが、その他写真であればどんな写真でもOKなのでしょうか?いくつか例を見ていきます。
アイドルのチェキもOK
インスタント写真やチェキも差し入れ可能です。また、写っている人物が家族でなくても問題ありませんので、極端に言えばアイドルのチェキも差し入れができます。※ただしメッセージが書かれると手紙扱いになるため接見禁止の場合は差し入れ不可となります。
風景画や関係ない写真でもOK
心を癒すためにかわいい動物の写真を差し入れたり、風景の写真を差し入れることも可能です。
拘置所への移送の際は?
拘置所は留置所よりも写真の規制が緩い(何も制限が無い)ので、留置所の写真は全て持っていくことができます。念の為再度審査はありますが、基本的にNGになることはありません。
なお、東京拘置所では中の人は写真立てを購入することができるようになります。
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