「公判期日召喚状」とは、裁判所から送られてくる「裁判に出廷しろ」という命令書のことです。
公判期日召喚状とはどのようなもので、裁判に必要なものなのでしょうか?
公判期日召喚状の画像サンプル
公判期日召喚状は以下のような書類1枚で、これが三つ折りで書留の封筒によって送られてきます。

公判期日召喚状の意味
公判期日召喚状は書いてある通り、指定された日時に裁判に出廷しなさい、という意味があります。
裁判で「次回の日程は○月○日○時に○○号法定で」と決まっていたとしても、必ず書留の書面で召喚状が届きます。
「日時を聞き間違えていた」「知らなかった」という言い訳をさせないためです。
無断で裁判に出廷しない場合、保釈が取り消され、再度勾留されることになります。
特別な事情があれば日程の交渉は可能ですが、「仕事があるので」などといった理由では基本的に日程は変更できません。
公判期日召喚状を裁判に持っていくのを忘れるとやばい?
公判期日召喚状の一番下には「出頭の際は、この召喚状を差し出されたい。」という記載があるため、思わずこの書類によって本人確認を行うものだと思えてしますが、実は公判期日召喚状を裁判所で提出することはありません。
これは、勾留中の被疑者でも、保釈中の被疑者でも同様です。
日時を知らせてくる以外に、使いどころはありません。
ですので公判期日召喚状は裁判に持っていかなくて問題ありません。
悪用厳禁!実は自分もやられていたこと多数!
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